iノード
i ノード
ext3 ( ext2 ) ファイルシステムは、ファイルやディレクトリに対し、i ノード番号というユニークな番号を割り振って管理している。ファイルシステムを作成したときに、 i ノード領域という場所が確保される。 i ノード領域には、ファイルがディスク上にある位置やアクセス権限などの情報が保持されている。
ファイルシステムに作られるファイル数は、 i ノード領域の大きさに左右されることになる。もし、ファイルが多く作られて i ノード領域が足りなくなると、そのファイルシステムにデータを書き込める領域があっても、新規のファイルが作成できなくなる。
i ノード情報の確認
ext3 ファイルシステムの i ノード領域の使用状況を確認するには、 df コマンドに -i オプションを付けて実行する。 i ノード情報として、全体の数、使用している数、残りの数、使用量 (%) が表示される。
$ df -i ファイルシステムの情報を表示する。
オプション
-i i ノード情報を表示する
i ノード番号の確認
ファイルに割り振られている i ノード番号を確認するには、 ls コマンドに -i オプションを付けて実行する。